第8回 地域おこし協力隊 一般隊員(梶原・林)Vol.3
●文化芸術:梶原●
こんにちは! 臼杵市地域おこし協力隊梶原涼晴です!
ブログ3回目! ということで、ここでの暮らしが始まった縁となった風景をご紹介させていただきます。
僕が臼杵市に移住したのは2019年5月。つまり臼杵に住み始めてから既に2年半が経とうとしています(早い!)。
もともと移住を本格的に考えていたわけではなかったのですが、思い返せばこの風景に導かれるように臼杵へ。その風景が、これ。
野津のohana本舗さんから県道を挟んで向かい側に寂しげにそびえる何ともいびつな形の木、実は臼杵市野津の髙橋製茶(※1)さんがロケ地となった映画「種まく旅人」のイメージに使われた想い出の木なのです。と言うのも、僕自身、この映画にちょっとだけ出演させていただいております(痩せてる!)。
この映画出演をきっかけにして、僕はそれから臼杵市を何度か訪れることになります。
当時本作監督であり人生の師であった故・塩屋俊さんから言われた言葉を今でも思い出します。
「カジ、東京はもう任せた。俺は残りの人生、ここ大分で子どもたちや若者たちを育てたい」、それを聞いてぼんやりと、「それ楽しそう……ズルいなぁ~塩屋さん」、と感じていたことを思うと、僕はあの頃から既に臼杵での暮らしに向かっていたような気がします。
塩屋さんが急性大動脈解離でこの世を去ってしまってから8年が経ちましたが、僕が塩屋さんに会いに行くときは、お墓参りではなく、いつもこの場所。ちょっとわからないことがあったり、壁にぶつかったり、道に迷ったりすると、ここに来ては塩屋さんと過ごします。
あ、ちょっと感傷的な方向へズレてしまいましたが……臼杵の景色の中でも僕にとって特別な景色、「塩屋さんの木」のご紹介でした(^-^)
髙橋製茶さんのパッケージにも!
「種まく旅人」DVDのデザインにも!
※1…高橋製茶:野津町にある、有機認証取得大分県 第1号、有機緑茶の栽培・加工・販売を行う茶園。
●文化芸術:林●
おはようございます!地域おこし協力隊の林です。
今回は、臼杵のいろいろな場所から見た“空”をお届けしていきたいと思います!
こちらは今年の夏にジョギングした時の一枚。
晴れと曇りのコントラストがなんだか絶妙で写真を撮りました。
場所は、臼杵市総合公園(※1)です。
2枚目は春の風が強かった日で雲のうねりが象徴的な一枚です。
場所はサーラ・デ・うすき(※2)付近です。
3枚目のこちらは、なかなかお目にかかれない空だと思います。
僕が協力隊として活動してまもなくの頃に出現した、鶴のような雲です!
これを見た時は「絶対何かいいことが起きる!」とワクワクしたのを覚えています。そのあとどんないいことが起きたかは、全く覚えておりませんw きっとあったんだとは思いますが!
場所は、こちらもサーラ・デ・うすきの施設内で撮影しました。
4枚目は、これこそ、至極の一枚ではないでしょうか!?
なんなのでしょう? この輪は? 写真だとかなり輝き具合がわかりにくいとは思いますが、直接見ると、月の周りにまん丸の輪っかが等間隔で広がっていました。人生で初めてこんな月を見たので、しばらく見入ってしまったのを覚えています。
調べて見ると月暈(つきがさ)という現象で、天気が下り坂に向かう時に稀に見られるそうです。そして、情報ではこれこそ「幸せの前兆」と古からの言い伝えがあるそうです! ……この後なんか良いことあったっけ!? 場所は、八町大路(※3)です。
以上、厳選した4枚をご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?
臼杵では空が広く見える場所がたくさんあるので、空好きの方にはたまらない環境ではないでしょうか。
これからもいろんな“空”を探し歩きたいと思います。
※1…臼杵市総合公園:臼杵エリアにある、体育館、野球場、テニスコート、などもある公園。こども公園では、長いすべり台のある大型遊具のほか、草スキーを楽しめる広場もある。
※2…サーラ・デ・うすき:城下町にある、「食の情報発信・継承」「チャレンジ」をテーマとした中庭のある施設。飲食店や、食品乾燥機・煮沸消毒機など臼杵産の農林水産物の加工品開発に必要な機器がそろった、臼六オープンラボが併設されている。
※3…八町大路:城下町にある、直線約300mの近隣型商店街。