私たちのうすき時間

第17回 地域おこし協力隊 空き家利活用隊員(田内)Vol.1

初めまして、9月から臼杵市地域おこし協力隊になりました、田内未紗(たうちみさ)です。

協力隊に就いて一ヶ月足らず、空き家利活用担当の業務を行うにあたり、業務内容を教わりながら、まずは臼杵市内の土地勘を身に着けることに、日々一生懸命です。臼杵市民の皆さんには当たり前の字名と行政区名という、地名の呼び名が二つあることに、戸惑いと驚きと大混乱の毎日です…!

私自身の自己紹介を、少し。

東京出身、愛猫2匹と一緒に、移住してきました。お菓子作りや読書が趣味、チョコレートは毎日食べたい位大好きで、甘いものを食べたいがために筋トレを日課にしています。大学時代に国際協力や開発学の勉強をし、南米のボリビアへ青年海外協力隊として海外ボランティアに参加した後、海外で出会った植物療法に惹かれて、メディカルハーブやアーユルヴェーダの資格を取得、ここ10年程はハーブに関する仕事をしていました。植物の持つ有効成分は優しく働きかけてくれるものが多く、老若男女だれでも楽しむことが出来ます。ハーブの生活への取り入れ方は多様で、緩やかに心と身体の健康を整えてくれる、とても優秀な存在なので、また別の機会にハーブ愛について、語らせてくださいね。

そんな仕事をしている中、自然の近くで暮らしたい、と思うように。地方への移住を検討していたところ、移住説明会で臼杵市に出会いました。臼杵市の地球規模で自然や文化を大切にしている価値観に感動し、朗らかな人柄にも触れ、強く惹かれる様に。本気で移住したい!と思っていたところ、地域おこし協力隊の募集を見つけ応募、この度、無事に任務に就け、臼杵で暮らすことが叶う運びとなりました。

空き家業務は、一から勉強の日々ですが、空き家利活用は、移住を検討する方々に向けても市民の皆さんに向けても、生かし方次第で可能性あふれる事業だな、と感じています。協力隊の任期は3年。最初の1年は、臼杵市の空き家事情をしっかり把握できるように関わっているコトモノヒト、各々の立場や事情を理解する1年間にしようと思っています。臼杵のことなら何でも知りたいので、お会いした時に気軽におしゃべりできると、とても嬉しいです。2年目、3年目には、臼杵市らしい空き家対策の模索や事業運営を担う新しい法人立ち上げ準備など、より具体的に次のステップへと進んでまいりたいと思っています。

「臼杵らしい古き良き部分は丁寧に残していく、その上で、今の時代に合った価値観で、空き家にとっても臼杵で暮らす皆さんや新しく移住してくる人たちにとっても、みんなが相互に喜んで有益な関係性を培っていく」そんな理想を掲げながら、進んでまいります。

臼杵に腰を据える心意気なので、のんびりと、みなさんと仲良くなりながら、臼杵市の自然循環の一部になれたらいいな、地域活性のお手伝いが出来たら嬉しいな、と願っています。任期が終わる頃には、すっかり臼杵っ子だね!と言われることを目標に、どうぞよろしくお願いします。

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