第18回 地域おこし協力隊 地域づくり隊員(小縣)Vol.1
こんにちは!
地域おこし協力隊の小縣力郎(おがた りきろう)です。
地域おこし協力隊の任期は1年契約の3年。そのあと臼杵に移住することを前提に活動を
していますが、私は既に臼杵市二王座の空き家を購入し、家内と二人で生活をしています。
臼杵に移住して1年4か月になりますが、これまでSNSを活用して毎日「臼杵の魅力」を
発信しています。今回は二王座の空き家を購入し、夫婦で家や庭の整備をした記録を
ご紹介します。
今の家に出会ったのは令和5年の1月。家内が庭で家庭菜園をしたいとの思いが強く、
庭のある家を探していました。10件ほど内覧をしましたが、最終的に今の空き家を購入。
まずは庭の整備から始めました。
約100㎡の庭には大きな柿の木が鎮座しており、その周辺は草ぼうぼうで、かなりあれた状態。
ビーバー(草刈り機)などの存在さえ知らず、最初は家内と二人で「素手」で草を“抜く“作業から
開始。結果、市指定の黄色いごみ袋が45袋!2トントラックを借り清掃センターまで運び込む有様。
この先どうなるか?途中で挫折しそうになる私を横目に家内は集中と努力で庭の土おこしまで
やってしまう勢い💦
私はあと数年で還暦を迎える体に鞭を打ち、やっとここまで(下の写真)整地することができました。あらためて家内には感謝しています。
整地が終わり、次に始めたのが庭のグランドカバーを敷くこと。「クラピア」という雑草を品種改良
して生まれた苗を購入し、庭に移植する作業を開始。
72個の穴をあけ、一つ一つ丁寧に移植をしました。これまで庭仕事など経験がなく、お陰で腰が痛く痛くて💦、一時期は体がカチカチに凝ってしまいました!
昨年8月に移植した「クラビア」は、その後寒い臼杵の冬を越し、なんとか無事に成長することができました(下の写真)。
そして次に始めたのは家庭菜園の準備。
臼杵には「土づくりセンター」と言って、有機栽培用に草木を自然に発酵させ「土」自体を
作る施設があります。そこで作った「夢堆肥」という「土」を購入。
庭の一角に家庭菜園用の「畝」を作り、自称「二王座ガーデン」をスタート。
最初は、ニンジン・大根・モロッコ(エンドウ豆の一種)から始め、今年はナス、ピーマン、ズッキーニ、トマトを栽培。
毎日家内が庭の手入れを行い、そのお手伝いをしています。
今年に入り、更に庭を「進化」させる取り組みに挑戦しました。
我が家のシンボルツリーである「柿」の木を中心に、BBQのできるスペースを工作。臼杵の
ホームワイドでタイルを約60個購入。更に土地の整地を行いDYIでここまで作るこができました。
移住を決めてから「田舎生活を楽しもう!」と家内と話をしていましたが、その理想が現実に!
臼杵の移住生活をSNSで発信しながら、これからも「臼杵の魅力」を都会に住む多くの仲間に
伝えたい!との思いでいっぱいです。
8月末に大分県に襲来した台風10号の影響で、我が家のシンボルツリー「柿」の木も暴風雨で大きく揺れ、初めて家の「雨戸」を出してみました。
これも臼杵での体験。楽しみながら末永く生活を続けていきます。感謝です。